今よりもっと好きになれる

星を読むことで、得られることは何でしょう。

いちばん大きなことは、好きを「もっと好き」になれることです。

宇宙と歴史という少し遠い話が続いたので、今回はもっと身近な話です。


占星術、星を読むことで得られることは何でしょうか。



これは私自身の体感にもなりますが、星を読み、自分の中の宇宙の仕組みを知ると、今までなんとなく好きだったことや興味があったことなどが、「もっともっと好き」になれました。


占星術のホロスコープには、自分のすべてが説明されています。


自分の取扱説明書のようだという人もいます。


自分のことって、普段はあまり意識しませんよね。


特に現代の私たちは、忙しい日々のなかで、たくさんの情報に囲まれて暮らしていると「自分とは何なのか」というようなことをゆっくりじっくり考える余裕もなかなかありません。


私自身、以前は「自分というものがあまりよく分からない」という感覚がつねにあり、そもそもが自分というものに、ほとんど関心がなかったのですね。


何と申しましょうか・・・自分放置みたいな状態ですよね。


占星術を始めたばかりの頃も、その状態はしばらく続いていました。つまり、自分のホロスコープにあまり興味が持てなかったんです。自分なんか見てもつまらないし、という感じです。


それで最初の頃は何が楽しかったかというと、有名人や芸能人の誕生日を調べてはホロスコープを出して、ひとりで分析して楽しんでいたんですね。また、インターネットではいろんなブログやサイトで有名人のホロスコープの分析記事などが出ていますから、それで答え合わせをしたりして、そんなことにハマっていました。


そうこうしているうちに自分の中で変化してきたことは、自分が好きな人のことはもっともっと好きになれました。あの人の輝きには、こんな星の配置が理由としてあったんだということを知ると、ますますその人が好きになりました。


さらに意外だったことは苦手な人や嫌いな人でも、なぜあんな風に振舞ってしまうのか、という理由が分かってきます。そうすると、仕方がないと思えてくると言うか、どこか許せてくるんですよね。(好きになるまではいきませんが。)


そのようにいろんな人のホロスコープを見ているうちに、占星術にもどんどんハマっていきました。


ところが、占星術を深めようとすればするほど、どうしても自分と向き合わないと答え合わせが出来なくなってきます。


それはそうですよね。一番身近で実証可能な対象と言えば、やはり「自分」になります。


そんなワケで不可抗力的に(?)、占星術を深めたいがために苦手な自分と向き合うことになったのです。


そうして自分自身と自分のホロスコープと対話を繰り返していくうちに、まず自分と向き合うということにだんだん抵抗がなくなってきました。


そして少しづつ、自分とはどういう人間であるのか、ということが見えてきた気がします。


そうすると、それまでなんとなく好きだと思っていたことや興味関心があったことに、「なぜそう感じるのか?なぜ、好きなのか?」が、分かってきました。


逆に苦手なことや関心が薄いことも、「仕方がないか」と思えてきました。


いわゆる、自己受容とでも言いましょうか。


自分、案外おもしろい奴だな、なんて思えるようにもなってきました。



占星術とは、本当に不思議なものです。


ホロスコープには、私自身のすべてが描かれているようにも思えます。


私の場合は少し遠回りだったかもしれませんが、占星術であなたの中の宇宙を読み解けば、きっとあなたもあなた自身のことがもっともっと好きになります。


もちろん、あなたの好きな人やこと・ものについても、今よりもっと好きになれますし、なぜ魅かれるのかという理由がホロスコープではっきりとすることで、それはますますあなたの中で輝いていきます。


そして、もしかしたら苦手だったあの人のことも、今よりは少し許せるかもしれません。

苦手なことに対しても、理由が分かれば、あなたの肩の荷がだいぶ軽くなることでしょう。



今より「もっと好き」になれる。

そんな光の占星術をあなたもぜひ、始めてみてください!






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