ホロスコープの感受点・アングルの意味と解釈


12ハウスと共に忘れてはいけないのが、4つの「アングル」(ASC・DC・MC・IC)になります。


ホロスコープを解釈するうえで、アングルの意味もとても重要になります。




4つのアングルとは、


ASC(アセンダント)=日の出、東の地平線、1ハウスの起点

MC(ミッドヘブン)=天頂

DC(ディセンダント)=日没、西の地平線

IC(イムムコエリ)=天底


であり、以下のような特徴があります。



ホロスコープでは10天体がどのサインに入っているかも重要ですが、出生時刻が分かるとハウスやアングルなど、さらにたくさんの情報が分かります。より立体的にホロスコープが見えてくるのです。


あなたが生まれた瞬間に、あなたの頭上でどんな星が輝いていたのか(見える見えないに関わらず)を知ることは、とてもロマンチックで素敵な事だと思います。



ホロスコープを読む上で、特に重視されるのがASC→MCラインです。


あなたの第一印象社会の中で発揮していく部分になります。


ASC(アセンダント)はあなたが生まれた時の東の地平線。まさに星たちが昇ってくる場所です。


ASCのサインや付近にある天体(通常±5度以内・ライジングスター)はその人の個性に強く影響します。


時にはその人の印象として、太陽のサインよりも光る場合があります。


太陽や月のサインがもうひとつしっくりこない人は、ASCを見てみるといいと思います。


また、「子どもの頃はそうだったな~」という部分が表れてる人も多いと思います。



MC(ミッドヘブン)は社会の中でのあなたです。


MCは天の一番高いところになります。まさに頭上に輝く星です。


MCに一番近い天体はカルミネート天体と呼ばれ、仕事・天職やライフワークを見る際に重要視されます。


松村潔さんによると、MCに一番近い天体であれば、それがたとえ8ハウスや11ハウスであったとしてもカルミネート天体と見て良いそうで、その人の人生にとても大きな影響を持ちます。




ICとDCはやや重要度は低くなるかもしれません。

ただ…その人の内面を深く見ていく上では注目すべきポイントになります。



ICは天の底。時間で言うと真夜中です。太陽が見えない時間は、星たちの世界でもあります。


ICはあなたの魂が宇宙のどこから来たのかを示唆しています。

魂の故郷、宇宙からの入り口です。


DCは西の地平線、太陽が沈む場所。


昼と夜の境目であり、地上と宇宙との境目でもあります。


一対一の人間関係を表しますが、それはつまり、あなたがパートナーに惹かれる部分でもあります。

相手とは自分にとって「鏡の存在」とも言えます。

それはやがて、自分になっていく部分でもあるのです。



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