小惑星「セドナ -Sedna- 」に寄せて
先日、魚座満月の日に月の近地点時のホロスコープを何気なく眺めていたら、小惑星セドナが双子座に入っていることに気がつきました。
セドナが双子座にいる
小惑星セドナとは
セドナという海の女神
イヌイットに伝わるセドナの伝説は、決して幸せな物語とは言えないかもしれません。
海の女神セドナはまた、私たち人間の祖でもあると言われています。
海王星よりも外側を公転するセドナのような天体は、太陽系初期の様子を伝える始原的な天体だ
(Sorae『1万年に1度の好機? 太陽系外縁天体「セドナ」に向けて探査機を打ち上げるなら2029年が最適か』より)
(セドナの軌道 Wikipediaより)
西洋占星術で見るセドナの双子座入り
セドナはこのようにとても遠いところを旅しているため、ホロスコープ上で見ると、ひとつの星座を何十年も、ゆっくりと時間をかけて通過していきます。
その後もセドナは牡牛座にいて、2003年セドナが発見された時も、もちろん牡牛座です。
そして、今回セドナが双子座に入ったのは、ちょうど今年2023年の双子座新月の頃であったようです。
セドナの双子座入りが、双子座新月の頃というのは、すごく素敵ですよね!!
まさにこの風の時代に風サインの双子座に入ったセドナ。このことにも、何かセドナの運命的なエネルギーを感じます。
セドナが牡牛座にいた時代は、人類が大きな戦争を終えた後の復興から、近代科学の急速な発展が進んだ時代。
宇宙開発も進みました。
それにともない、地球の環境も失われた部分が大きい。まさに、牡牛座(地球・物質)の喪失(=セドナ)という時代であったかもしれない。
ただ、私たち人類はこのセドナ牡牛座時代に学んだ部分も大きいです。
双子座のキーワードのひとつに、「統合」があります。タロットで言うところの「Lovers」です。
セドナのキーワードに分離がありますが、このセドナ双子座時代こそ、セドナに人間たちの愛を届けられると良いですね。
双子座は上と下を自由に行き来することもできるサインです。
セドナの接近をただひたすら待つのではなく、私たちの方からセドナに「もう大丈夫」と伝えてあげましょう。
科学の発展が地球を破壊するのではなく、自然・人間・科学が一体となってこの地球を癒す時代がもうそこまで来ています。
そう考えると、セドナ双子座時代、ワクワクしますね。
0コメント